「かして?」
そう言って、私から指輪をうけとり、私の指に指輪をはめる。
「まだ、本物は渡せないけど…
これからも、ずっと一緒っていう証につけていてほしい。」
「輝星…っ」
嬉しくって、思わず涙が出る。
そんな私を、輝星は優しく抱きしめてくれる。
「…心愛、これからもずっと、俺の彼女でいてください。」
「はいっ…」
「絶対、幸せにするから」
そう言うと、輝星は、優しく微笑んでから私にキスをした。
輝星、私すっごく幸せだよ?
これからも、ずっと一緒にいてね?
私は、輝星が隣にいてくれるだけで、幸せだから…。
ずっと、隣にいてね。