「…大阪からまた、違うとこ転校してん。 そのとき、関西弁で話したらしいんやけど…ちょっとからかわれたみたいで…」 心配している様子の望クン。 「樹は、もう気にしてないって言ってんねんけど…。」 「そぅだったんだ…」 少し心が痛む。 結局、あのあと望クンは少しお姉ちゃんと話してから帰っていった。