レベッカ





そしてここ最近MY内部では、そんな権力派、“口”のマルクと、自ら現場に出て戦う“手”のエドとの間で、水面下での派閥争いができはじめているのだ。

エド本人は全く感化していないようだが、マルクは何を企てているのか、口車に乗せて積極的に人員を集めている様子が伺える。

エド派や中立的な存在の隊員からは、マルク派は危険視されているのだ。
だが、今現在何かをしでかしているわけでもなく、あくまで表には出てこないために、どう対処しようもないのが現状だ。


そんなマルクが、ついに異様な動向を見せはじめたのだ。
無視するには、少々不安要素が多すぎる。