明日目が覚めたら

「シ-ルドだってそう言ってたんだ、

 なのにあんたが来たおかげで、

 豊かなお前の国を手に入れることに考えを変えてしまった。

 兄たちも、同じような考えだ。

 俺は違う。この国を民衆とともに自由主義の国を作りたい。」


「そうなの。それはいいことだわね。」


「はあぁ?この状況で呑気な女だ。」


「いいじゃない、

 国政に王子が関心を持つことは素晴らしいことよ。

 その上、自分でこうしたいという、

 具体的な意見があるということも

 全く、羨ましいくらい、前向きで、

 王もことのほかお喜びでしょう。」


「自由主義の意味を分かっているのか?」


「そうねえ、貧しい、豊か関係なく

 みんなが、幸せに暮らせるってことよね。」

「まあ、間違ってはいないが、要は王制の撤廃だ。」