明日目が覚めたら

城内は、シンと静まり返っていて

アセンダルフより活気がないといった印象を持った。

大体場内の、衛兵の数が少なすぎる

門の前には異常なほど厳重警備はなぜなのか。

「そういえば、王妃様はどこにいらっしゃるの?

 まだお会いしてないわ。」

シ-ルドはちょっと眉間にしわを寄せる。

「母上は心の病気にかかっている。誰とも合わない。」

「心の病気って…」

「余計な詮索はするな!」

サ-ベルは、ぴしゃりと言って、

会話をそこで切ってしまった。

「ウルル、こっち!」

シ-ルドに呼ばれ傍に行くと、

その小窓から城下が一望できる。

道に沿うように小さな灯りが点在する。

そこに国民たちが暮らしているのだということがわかる。

そして、鉱山だろうか、

山の中心部が煌々と明るく浮かび上がっている。