明日目が覚めたら

ディナ-の席。

王はことのほかご機嫌だった。


「昼間の勇ましい姫もなかなか良かったが、

 やはりドレス姿は見違える程美しいな。」


「そうは思わんか、アロー。」


「はい全くです父上。」


ブスっとした顔で無言で食事をするブレイドをチラッと見る。

うっかり目が合って、睨まれるって思った瞬間、

赤くなって目をそらした。


さっきとずいぶん違わない?どんな反応なのよ、

と一人心で自問自答していると、

シールドが


「父上、先ほど姫は城の中で迷っておいででした、

 少し案内して差し上げたいのですが、よろしいでしょうか。」


「ほう、それはいい、シ-ルド、サ-ブル二人で案内してやるといい。」


「父上なぜ私が…」


「夜分男女が二人きりというのは好ましくないからな。」


「分かりました。」


渋々納得した様子。

サ-ブルはほかの兄弟とは温度が違うようで、

逆にウルルにとって安心できる存在に思えた。