明日目が覚めたら

悪戯そうな笑いを残したまま

シ-ルドの背中をいつまでも睨んでいた。

全く、兄弟揃ってろくでもないわ。

そう思いながらも、

ウルルはアセンデルフ城の者達以外

これほど近くで接したことがなかった。

三人の顔を思い浮かべて、

カッと身体が熱くなる自分に驚いた。


「もう、私ったらどうしちゃったのかしら。」

「姫さま?」

サンドラの問いかけに我に返った。

「夕食前にお湯を浴びられ、お召換えを致しましょう。」

ウルルは来た時の乗馬服のままだった。