明日目が覚めたら

シ-ルドはウルルを笑わせながら、

ちゃんと部屋の前まで案内してくれた。

「姫様!」

心配して部屋の前で右往左往していたサンドラが駆け寄った。

「もうとっくにブレイド様はお戻りなのに、

 戻っていらっしゃらないから

 心配しましたよ。」


「サンドラごめんなさい。迷子になってしまって。

 シ-ルド王子に送っていただいたの。」

「まあ、シ-ルド様ありがとうございました。」

シ-ルドは悪戯そうな目見開いて

クスクス笑いながら、

「はい確かにお届けしましたよ。」

と言って。

ウルルの耳元で、

「おひめちゃん。」

と囁やかれ、

ウルルはひどく馬鹿にされた気分になって真っ赤になって、

「ここまで連れてきていただいたことは感謝します。

でも、あまり、失礼なことを言うと許しませんから。」

と言った。