明日目が覚めたら

「おお、ウルル姫大きくなったな。

私は、お前の幼少の頃あったことがあるのだぞ。

それは可愛らしい姫だったが

なんと美しく成長したことか。」


「光栄でございます王様。

 この度はご面倒なことをお願いしまして、

 どうぞよろしくお願いします。」

「おお、聞いておるぞ。我が国には4人息子がおる。

気に入った王子が居れば連れ帰るが良い。」


「今回の話は単なる婿探しではありません。

 私自身にかかる呪いを解くために

 生涯の伴侶を探しています。

 感情や思惑で決めるわけには行かないので

 選ぶというのではないことを前提だとご理解ください。」


「うん、物事をはっきり言う姫だ気に入ったぞ、

 好きにするが良い私が許す。」


「感謝致します。」