明日目が覚めたら

「ほう、お前がウルルか、

 俺は第一王子のブレイドだ。

 婿探しだったな。

 歓迎するぞ。我が国には4人の王子がいる。

 なんなら俺でもいいぞ。

 着いてこい!」

高らかに笑いながら

馬を操り先頭を歩き出す。

なんて感じの悪い男だ

それがブレイドの第一印象だった。