明日目が覚めたら

「原因はトラップだ。」


「トラップって、ウサギとか鳥とか捕まえるあれ?

 そういえば、私、うさぎのトラップにかかって

 大変な目にあったことがあったわ。

 あの時アルが、助けに来てくれなかったら大変なことになってた。

 ね、アル?」」


ウルルが関係ないことを言い出して、話がそれそうなので、


アレクは、ゴホンと咳払いして先を続ける。



「それがきっかけになって呪いが発動するという仮説を俺は立てた。

 ここでは、王様の何らかの言葉もしくはアクションだ。

 それともう一つ、

 呪術や魔術などは人型とか人形とか何か物に込めて、

 それを媒体に呪いや術をかけるというのが主流らしい。

 で、調べてみたんだが、

 どこにも媒体になるようなものは見当たらなかった。

 そして、書庫でこの本を見つけた。

 ここだ。」



「あっ、これ肩に出た痣。」


「やっぱり似ていると思うだろ。」