「離してください。」
「そのつもりはない…あなたを私のものにするつもりなので。」
「さっきと言っていることが違います。」
「そうだったか…」
城の中にある中庭だが、南側は海に面する断崖。
落ちたらひとたまりもない。
ウルルは、ジリジリと追い詰められながら、
どうしたら王を正気に戻すことができるの。
誰かの意思がここに働いているなら…
その人が意識を切り離さない限り
王は操り人形のように私を追い詰めるだろう。
と考えを巡らせながら、
そこにはいないアレクの顔が浮かんでいた。
アレク、助けて!!
アレク!!!
片足を付くべき場所に地面がなかった。
「そのつもりはない…あなたを私のものにするつもりなので。」
「さっきと言っていることが違います。」
「そうだったか…」
城の中にある中庭だが、南側は海に面する断崖。
落ちたらひとたまりもない。
ウルルは、ジリジリと追い詰められながら、
どうしたら王を正気に戻すことができるの。
誰かの意思がここに働いているなら…
その人が意識を切り離さない限り
王は操り人形のように私を追い詰めるだろう。
と考えを巡らせながら、
そこにはいないアレクの顔が浮かんでいた。
アレク、助けて!!
アレク!!!
片足を付くべき場所に地面がなかった。



