明日目が覚めたら

呪いという言葉を使ってしまったために

なんとなく気まずい空気にしてしまった。

そんな3人の雰囲気を遮って入ってきたのが、

国王ガイアだった。


「どうした?もう回り終わったのか?」


「ああ。」


この国王、若いせいか色んな所に出没する。

ウルルの父、などは王の間にこもり執務をしているし、

必ず侍従がついているので、

滅多に城内を一人で歩くなど考えられない。

ジェインは王が来たとたん機嫌が悪くなった。

兄弟なのに仲が良くないみたい。

折角そういう存在がいるのに残念なことだと

ウルルは思ったのだった。

「ウルル姫、もしよかったら、アセンデルフの話を聴かせてくれないか?」

王の提案にウルルは頷き

二人を残して部屋へ向かった。