明日目が覚めたら

「どうしたの二人とも?」


「いつ姫様に災いが降りかかるかわかりません。

 だからこうやって二人で守る事にしたのです。」


「確かにこうしてれば何も起きないかもしれないけど。
 
 だからってやり過ぎでしょ。

 これじゃあ、何しに来たかわからないし、

 失礼でしょ。」


国賓としてきているウルルは、国の親善も

役割の一つだ、訪問する国の慣習や行事には

積極的に参加する必要がある。

都合で、王族の誘いを無碍に断ることはできない。


「しかし姫様。」


「もし、前の時のような事が起きたら、

 私だけではと。不安で…」


ウルルは、フッと笑った。


サンドラの心中に気づいたからだ。

アレクがいなくて不安なのは自分だけではない。