明日目が覚めたら

これは?どういう状態?

ウルルは右にジェイン左にランス、

後ろにサンドラとがっちり挟まれて城の中を歩いていた。

「ちょっと君たち、歩きにくいんだけど。」

「お気になさらず。

 私たちは職務を遂行しているだけですので。」

サンドラがしれっと答えた。

その雰囲気は、ジェインに早くいなくなれと暗に言っているようで、

ウルルが焦って、付け足した。


「ジェイン様、私たち打ち合わせをしなくてはならないので、

ご案内していただくのは昼食後に変えていただけると

嬉しいのですが。」


ジェインも、少し考えてから、

「もう少し護衛の手を緩めてくれるなら変更を認めてもいい。」

「分かりました。よく言って聞かせるから。」

ジェインは笑顔になり、

「そう言うなら、午後まで待つとしよう。」

と了承した。