明日目が覚めたら

ジャミルは、砂漠の真ん中にあるオアシス。

スダク王国に行くにも、やはり砂漠を渡らなければならない。


馬は進みにくい砂地をゆっくりと進むため、

何度も休憩を取る。

その度に、サンドラは、ウルルにアルが近づかないように

気を配っていた。


「やれやれ、嫌われたものですね。」


アルは苦笑しながら呟いた。


「女装してまで私たちに近づいて、

 アレクを監禁しておいて、

 信用など得られるはずもない。

 そうは思わないのですか?」


「あいにく諦めの悪いほうでね。

 できれば美しい人には好かれたいと思ってますからね。」


サンドラはかっとして、

アレクの頬を思い切り叩いた。


「あなたのような人間と 馴れ合いたくは無い。」