二人に秘密を持つのは初めてだった。
アレクはウルルの教育係として
物心ついたときからそばにいた。
どんな嘘も、アレクには通じなかった。
いつまで黙って置けるのだろうか、
黙っていてもいいのだろうか。
ウルルは、誰にも相談できないもどかしさを感じていた。
「姫は浮かない顔ですね?」
アルが馴れ馴れしく話しかける。
誰のせいなのだと、
じろっと睨んだ。
「約束は守ってるんだから、アレクには手を出さないで頂戴。」
「もちろんですよ。但し、
必要な時はまた 遠慮なく、
催眠状態にさせてもらうから、
そのつもりで。」
「あなた、何が目的なの?」
「あなたのその立場ですよ。
どの国にも、城にも自由に入れる。
せいぜい利用させてもらいますよ。」
アレクはウルルの教育係として
物心ついたときからそばにいた。
どんな嘘も、アレクには通じなかった。
いつまで黙って置けるのだろうか、
黙っていてもいいのだろうか。
ウルルは、誰にも相談できないもどかしさを感じていた。
「姫は浮かない顔ですね?」
アルが馴れ馴れしく話しかける。
誰のせいなのだと、
じろっと睨んだ。
「約束は守ってるんだから、アレクには手を出さないで頂戴。」
「もちろんですよ。但し、
必要な時はまた 遠慮なく、
催眠状態にさせてもらうから、
そのつもりで。」
「あなた、何が目的なの?」
「あなたのその立場ですよ。
どの国にも、城にも自由に入れる。
せいぜい利用させてもらいますよ。」



