明日目が覚めたら

まさか、弟の名前だったなんて、

なんでアルは何も言ってくれなかったんだろう。


「ウルル姫?」

「あなたが、アルだってことはわかったわ。

 だからってどうしてこんなことしたの?

 アルを戻して頂戴!」


「いいよ、但し、この先の旅に俺を連れて行くと約束してよ。」

「本当にそれだけ?」

「とりあえずはね。まあ、

 暗示はかけたままだからね

 またいつでもこの状態にできるけど、

 それでもいいならね?」

「いいから早く戻して。」

「了解!」

アルがアレクの耳に何か囁くと、アレクの瞳に光がもどるように

表情が戻っていき

パチンとアルが指を鳴らすと

弾かれるように体に力が入る。


「アル!  あ  アルク!」


「ああ、ウルル俺どうしてた?」


「ん、、アルお前!何こんなところに!」