明日目が覚めたら

「どうしましたか姫様?」

出鼻をくじかれ口をパクパクするウルルに

「ど、…どうしてここに!」

くすくす笑いながら、

「僕に用かと思いまして、お呼びいただけるのを待っていました。」


「あ、あなたは、誰?サラ?サラよね。」

男は怪しくフフと笑いながら、

「可愛いだけの姫ではないのですね。

 感もいい。

 僕はアル、アルフォ-ス。」

「ア、アル?」

「驚きました。あなたは兄をアルと呼んでいるんですね。」

「兄って、あなたは?」

「弟ですよ。まあ、血は繋がっていませんがね。

 僕らは、ちより深いつながりで結ばれていた。

 そして憎み合っている。」

首にかかる木彫りのタグ

「兄と交換したんですよ。」

そこには「アレク」と記されていた。

アレクも同じものを持っていた。

そこには

「アル」と記されていた。