明日目が覚めたら

「アル…アルどうしちゃったの?」

部屋に連れ戻って

何度呼びかけても反応がない。

まるで人形のようだった。

背中を押されれば歩くし、促せば座る。

生きる人形。

「アル…アルったらどうして…。」

どう考えても、あの夜、サラにあってからに違いない。

サラ…



気がついてしまった。あの男、サラにそっくりだ。

いや、本人だろう。


まだ城内にいるのか?

こんなふうにアルを変えたのはあいつだ!

弾かれるように部屋を飛び出した時、

部屋の前にその男は立っていた。