明日目が覚めたら

目が冴えて眠れない。

眠れるわけがない。

何度もフラッシュバックする

アレクの姿。

あんな無防備な姿アルじゃない。

10歳離れている年齢は、

アレクとウルルのあいだに常にあって

ウルルがどんなに頑張っても越えられないものだ。

大抵のことはアレクが教えてくれた。

アレクはいつだってウルルの前にいて、

無表情だけど優しい手を差し伸べる。

いつだって頼れる兄であり先生だった。

そんなアルが…

サラとの情事を想像し赤面してしまう。

そして意識した、

アレクは男なのだと。