明日目が覚めたら

一方、

ウルルは、王妃のに付いていた侍女と二人

地下室に残されていた。

居心地の悪そうな侍女にウルルは声かけた。


「名前は?」


「アンナです。」


「アンナは、ずっと王妃様と一緒に?」


「いえ、交代でつきそうようにしています。

 以前は一人だったのですが、精神的に大変だったようで…」


「分かるわ。気が滅入ってしまうものね。」


「はい、王妃様がせめてお話されれば、気持ちも違うのですが。」


「何か、知っている?なぜ王妃様はそうなったのか。」


「いいえ。もう一人のユリアだったら

 いろいろ話せる事もあるかと思いますが…

 多分話さないと思います。」


「そう…なの?」


「姫さまをここへ連れてくる工作を協力した子ですから、

 そう、お付のサンドラさま?ですか、その方の妹です。」


部屋の窓を見上げていた、少女の姿を思い出していた。


「ああ、あの子が、ユリアなのね。」


「ユリアはサ-ブル王子の言う事なら何でも聞きます。」


「まあ、それじゃあ二人はさん」


アンナは頷いた。