「な、何だよ…?」 「このあほっ!!」 視界が一気に回転して床に尻餅をついた ジンジンと痛む頬を押さえ光を睨みつけた 「何すんだよっ!?」 「何すんだよっじゃ無いっ!!」 「はっ!?」 素っ頓狂な声が出て自分でもびっくりした 「…あたしがどれだけ心配したとっ!!」 「やっ、あっあきらっ!?」 ボロボロと涙を零して俺を叩くからとにかく落ち着かせようと手を掴んだとき 「……光?何騒いでんだ?」 「こ、こうくん」