「えー、ケチ」 「ケチじゃねーだろ、哉太の言うとおりちゃんと聞いとけ」 哉太の言葉で口を尖らせた私にそう言ったのは、哉太の後ろの席の輝。 「うっさいなー、輝には関係ないでしょっ」 「正論だっつーの」 「そーだぞ、夏。輝が正しい」 「えーっ」 そう言い合っていると、「そこの3人、うっさいぞー」と、また先生の声が飛んできた。 そして、クラスの皆に笑われる始末。