「マサルさん、雷知さん」 俺は、眼帯を外して、彼らを見据えて、言った。 「過去、みてもいいですか?」 そう言った直後、二人の表情が、固まった。 「見るって……?え、なに?占い?」 マサルが少し焦りだす。 そして俺は依鶴じゃないから『占い』はしない。 「ムリにとは言いませんが。事件に関してはどちらか片方の過去を見れば大体状況が把握できるでしょうし」 二人は顔を見合わせる。 どうやら、本当に知らされていないらしい。 俺の特殊能力のことを。