怜「覚えてねぇかも知れねぇが、守りたいもん…見つけたから」 俺は思わず叫んだ。 これだけは言っておきたかった。 あの日、荒れていた俺に言った『守りたいもをみつけろ』 この言葉のおかげで今の俺がいる… 「じゃあ…またね」 黒蝶はそう言って、紅蝶とともに倉庫から出て行った。