『…さて、これでショウの心残りもなくなっただろ?ショウ、真夏ちゃんと一緒に戻りな?後のことは、オレ、ユウ、シュカに任せてさ』










『…!!』






『ショウ様、あちらの世界でもお元気で、真夏さま会えてよかったです…あなたは、本当に……マカだったのかもしれません、ありがとうございます』




ポロッと、シュカさんの瞳から涙が一筋流れた。







『シュカさん…ヨウ…』





私がそう呟いた時、






私とショウちゃんが立っていた足場が忽然と姿を消し、





『キャッ!?』





『うわっ!?』






私たちは、まっ逆さまに落ちていた。






上のほうで、手をふるシュカさんとヨウの姿がちらりと視界に入ったと思った時、私は意識を手放していた。