ラ イ ア  ー 《 嘘 》



――――…


「ごちそうさまでした」


フレンチトーストを綺麗に食べ終わると、
お皿をお母さんの元へと持っていった。


「はーい、頂戴」


お母さんは笑顔でそう言うと、
私からお皿を受け取って、また水を流し洗い始めた。


そんなお母さんの後姿を見つめながら、
何故か悲しくなって、ぎゅっと拳を握る。