「もしかして…これ?」
今まで黙っていた潤矢さん。
潤矢さんの手にはラッピングされたプレゼントがあった。
「えっ!?なんで!!?」
「いや…昨日亜季の実家向かう時この店の店員さんに呼び止められて…」
━━━……
「あの!!!」
「は…はい」
駅に向かう途中にあるショッピングモールの中にあるお店の店員さんに呼び止めれた。
店の前は通ったことあったけど中にはいったことはなかったから、何故話しかけられたのか不思議でならない。
「あの…小さくて可愛らしい彼女さんいますよね? よく店の前通られて……」
多分店員は俺と亜季を知ってるのだろう。
「はい」
「あの……この前彼女さんがひとりで歩いてるのみて……」
多分…デートをすっぽかした日だろう。
「これ落としたみたいで……」
店員さんが渡してくれたのは綺麗にラッピングされたプレゼント。
「これうちで買われたもので、彼氏さんにプレゼントするみたいだったので……」
「………」
「本当は彼女さんに渡したかったんですけど、なかなかいらっしゃらないので……」
「……ありがとうございます」
俺はプレゼントを見て
胸が痛んだ。
お礼を言い店を出ようとすると
「また彼女さんと来てくださいね」
「…はい」
プレゼントを握りしめ
店を出た。
━━━……

