思う存分泣いた私は
慎吾に家まで送ってもらった。



「わざわざありがとうね」


「俺達親友なんだから…
ひとりで溜め込んだりすんなよ?」


「フフッ(笑) ありがとう」


「おう」



慎吾はクルッと向きを変え、手を軽く振って帰って行った。


















愛梨
里桜
希美佳
慎吾


みんなありがとう…。