「おい」 「?」 いきなり肩を掴まれ 振り返ると、いかにもガラの悪そうな男の人がいた。 「茶髪で髪巻いてる女………見てねぇか」 可鈴さんのことだよね… 私はゆっくり…… 潤矢さん達が走っていった道とは逆方向を指差した。 「あっちに行きましたよ」