「大丈夫?」 「あっ…はい!!ありがとうございます」 「どういたしまして」 「あの……何かお礼を…」 「いいよ、そんなたいしたことしてないし」 「でも……」 「いいって!!気をつけて帰りなね」 そう言って私の頭をぽんぽんと撫でると 行ってしまった。 あの時の笑顔で 私はあなたに恋したの。