自分で言っといてなんだけど、この静けさは気まずすぎMAXだ……。 そして、私の心に応じるかのようにどんどん頂上に近づいていく。 【観覧車のてっぺんでキス】 なんて事考えてるのは 私だけかな……… 「亜季……」 甘い定番の妄想を繰り広げてる私に 潤矢さんは今までとは違う少し低くて色っぽい声で私を呼ぶ。 「!!!/////」 顔をあげると 大人の男の人の目をした潤矢さんと視線が絡まる。