一方通行love




「……じゅ…んや…////」


「よく出来ました」


そう言って潤矢さんは
私の頭を撫でる。


「これから"さん"とか付けたら罰ゲームだかんな」


「えっ?!!!」


「じゃあおやすみ」


「……おやすみなさい」


潤矢に言いたいこととか
まだたくさんあったけど
これ以上居るとドキドキしすぎて死んじゃう……。



私は足早に階段を駆け上がると
もう一度、おやすみなさいと言って部屋に入った。