「かわいい」 「えっ?」 「服、すっごい似合ってる」 潤矢さんはいつもの笑顔で、私の後悔を消し去ってくれた。 「何飲む?」 オシャレだけど入りやすい雰囲気のカフェに連れてきてくれた。 こういう店知ってるって…… やっぱ大人だなー なんて考えてると 「亜季ちゃん?」 「あっ、すみません えっと……メロンソーダで……」 「じゃあ、メロンソーダとアイスコーヒーで」 そう少し笑いながら潤矢さんは店員に注文した。