「あ、そうだ。このあと、沙和ちゃんたちと飲み会なんだよな?」


修也が思い出したように言う。




「あ、そうだったね。忘れてた(笑)」

「忘れんなよ(汗)ハルちゃんに怒られんぞ」


俺も、修也に言われて思い出したけど(汗)

沙和が近くにいたら、キレられてんだろーな(汗)


起こった沙和の顔を思い出しながら、着ているユニホームを脱ぐ。



「シャワー空いたかな?」

「ここシャワー室少ないからなぁ…混むんだよな」

「な。でもシャワーなしはキツいし…」

「近くに銭湯でもあったらいいのに…」


3人でそんな会話をしていた時…



“〜〜♪〜♪”



スポーツバックの上に置いていた、俺の携帯が鳴った。



電話だ。

携帯を手に取ると…


【ハルちゃん】




「ハルちゃんから、電話だ…」

「え?」


俺がそう言うと、隼人が俺のそばに寄って来る。




「ハルから?どうしたんだろ…」

「…とりあえず出るぞ」

「うん」