あなたが強がるから 「お父さんも、知らんふりしないでよ…」 あたし、此処にいるよ? 透明人間なんかじゃない。 居るの、気づいてよ、あたしに優しく話しかけてくれなくても良い ただ、 「聞けよ、糞親父」 お前の娘が話しかけてんの 後ろ姿ばかり見せないで 小さくなった父の背に尚も話しかけた 「2人の証があたしでしょ なら、あんたらが無視してるあたしの存在意義は何? 教えてよ…あたし、もう疲れた」