いつまでも、この木の下で君と寄り添っていられたら。 なんてクサイ台詞が頭に浮かぶくらい、俺は此処が好きで。笑花が大好きだった。 俺は笑花の居場所で、 笑花は俺の居場所だった。 あの燃えるような夕焼けの中 あの瞬間から俺たちは 仮初めの永遠を手に入れた。 ずっとこうしていたいというのは綺麗な願いのように見えて、果てしない転落だ。 俺は笑花の為なら、願い続けた永遠さえ手放そうと思う。 だから、せめて もう1度だけ、本当の笑花が見たいんだ。