「沖田!?何処に行くんだよ!」 「良いから良いから♪」 いや、良くないから! 美桜里は心の中で突っ込んだ。 彼に手を引かれながら歩くたびに町娘の視線が突き刺さる。 沖田も土方に劣らず、美男子だ。 女にモテるのも頷ける。 美桜里は沖田に手を引かれるがまま彼の後を着いて行った。