俺、限界……。

「いい??」

トロンとした目がまた俺に火をつける。

「だめっ。お風呂はいらなきゃ――。」

言葉を遮るように、またキス。

深く深く、舌を絡ませ。

「はぁ…んっ。」

「もう、無理。」

「潤くん。」

万桜を無理やりお姫様抱っこして、部屋に行き、ベッドに下ろす。

…この顔がすっげー好き。

覆い被さるように身体を重ね、強引にまたキス。

そして首筋に唇を這わせると、万桜の身体が反応する。

「んんっ、潤くん、アタシ…お風呂に…汗……かいてるし……はっ。」

「いいって、気にならないから。もう、止めらんねーし。」