「なぁ早く万桜も風呂入ってこいよ。」

「え、でも片付けしなきゃ。」

食事が終わり、俺、そわそわ。

「俺がやっとくからさ。」

「ん…ジャージも干さないと。」

「だから、それも俺がやる。」

食器を片付けるため立ち上がった万桜の腕を掴み、抱き締めた。

「もう潤くん、片付けないと―――。」

そうして、唇を重ねる。

柔らかい万桜の唇。

「ん……はぁっ。」

時々漏れる甘い声。

片手は後頭部を押さえ、もう片方は細い腰に回す。

「だ…めっ。」

「ん。」

そして服の中に手を潜り込ませる。

「ん………じゅん…くん。」