中指斬残、捌断ち儀



「誰、ぶっ飛ばしてんのっ。誰に触ってんだっ。誰がいいって言った!いてえ、きもちわりぃ、ムカつくんだよ、カスが!

俺に歯向かうって、逆らうって何様だよ、てめえはんなに偉いのか!ええ、だったらまた歯向かえよ、ほらっ。できねえよなできねえだろっ、俺を相手するってどーいうことかこれで分かっただろっ。

は?責める気ねえって――バーカ、ありゃあ母親が子供ボコられて黙っちゃいねえについてだよ。そりゃあさ、当たり前、そいつ殴りたくなんのも当たり前だろうが、誰に手え出してんの?

おんなじこと繰り返させんなよぅ、おい。殴っていい相手かどうかぐらい見極めろや、ヒスって周り見えなかったって言い訳すんなよ?あ、するの?それで全てが許されんの?

なら俺もそーするわー。ヒスって周りが見えませーん。ところ構わず鬱憤晴らしたいんでー、どんなに誰を傷つけても許されますよねー。

便利だなぁ、感情に任せてやったなら、みーんな『仕方がない』ってまとめられちまうのか。バカ女が、びーびー喚くアマはやっぱ男が躾なきゃダメだわな。


叩かれて覚えろ、蹴られて学習しろ。意気がってんじゃねえよ、ゴミの分際で」