プロフィール

空波 刻羅
【会員番号】61523
こんにちは、空波(からなみ)です。

私めが書く作品は、所詮、文章という名のモノクロにすぎない。

作品に色をつけるのはこれ全て、読み手のイメージ。

私が書くのは“完結した物語”であり。

あなたが描くのは“完成した物語”。

*私の小説等の著作権は全て私(空波刻羅)にありますので、無断転載・複製・引用・盗作は禁止です。

作品一覧

物語はどこまでも!

総文字数/142,710

ファンタジー141ページ

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聖霊の出現により 平和になった世界。 人々の娯楽の一つに、絵本の物語を体験出来るアトラクションがあった。 上位聖霊ブックが運営する図書館『フォレ スト』。そこで働く司書補の女性は、それはそれは有能であると皆が口を揃えて言う。 と、言うのも。 「はい?ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家に飽きた?ならば、しばらくせんべいの家にしましょう。しょっぱいのに飽きたら、またお菓子の家です。 は?湖に落とした斧がなかなか見つからない?泳いで探すのだるい?ならば、湖の規模を干上がらせて縮小しましょう。北風太陽の太陽さんを派遣します。 ……、タバコの吸いすぎで肺活量がなくなり、わらの小屋すらも吹き飛ばせない?こっちは北風さんを派遣してほしい?それはタバコをやめろおおおぉ!」 個性豊かな絵本の住人たちが起こす問題をテキパキと処理する女性司書補、雪木(そそぎ)。 彼女の苦悩は毎日尽きることはないが、それ以上の苦悩にして、彼女の有能さを証明する最たるモノがーー 「雪木は大変だねぇ。本のワガママなんかを聞いてさ。いっそ、全部燃やそうか。そしたら、俺のことをもっと構ってくれるよね!」 「目を輝かせながら残酷なことを言わないように!」 聖霊が一人に惚れられた女として、彼女は今日も仕事に励むのだった。
異常と呼べる愛を孕んで、君に吐き出し、自殺しよう

総文字数/14,543

恋愛(その他)18ページ

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俺の愛し方は異常だと言われた。 恋人は閉じ込めてはいけないらしい。 外に出したら危険だと言うのに。 恋人を監視し続けてはいけないらしい。 見続けていたいほど愛しい存在だと言うのに。 恋人は独占し尽くしてはいけないらしい。 俺は彼女以外の存在は要らないと言うのに。 束縛をしてはいけない。強要をしてはいけない。同じ愛を求めてはいけない。 わがままも駄目だ。甘えすぎても駄目だ。重い、鬱陶しい、面倒くさい。やがてそれらが嫌いに繋がるらしい。 俺の愛し方は異常だと、言われたんだ。 「それでも、きっと。俺は君を好きなままなんだ」 正常でなくなるほどにーー
どうしようもないほど、悪人で

総文字数/12,052

恋愛(その他)12ページ

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彼は、悪だ。 騙しもした。 盗みもした。 殺しもした。 どうしようもないほど、 すくいようがないほど、 手がつけられないほど、 責めたくなるほど、 罰したくなるほど、 殺したくなるほど、 彼は、紛れもない悪だった。 「飯、食わなきゃ死ぬぞ?」 「まずそう」 「んなことねえよ。お前が前の飯の時も『まずそう』って言うから、わざわざここいらで一番の金持ちの家襲ってきたんだ。ほら?豪華だろ?」 「まずそうです」 「美味いのになぁ」 そう言って、悪人は無理やり私の口に食事を押し込む。 私を生かすため。 曰わく、悪人の『恋』を生かすために。
血よりも愛すべき最愛

総文字数/23,152

ファンタジー58ページ

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「血がたぎり、涙が込み上げ、歓喜しよう。 君に出会えし僕は、いつの間に歌劇場に立っていたのだろうか。芝居の中でしかあり得ない、君という人間(奇跡)は。 有象無象しかいない世界で見つけた唯一。ゴミ溜めの中の花よ。僕は生涯、君を愛すと誓おうか」 ※のたおさん企画『倫敦市』、吸血鬼と最愛の物語。
俺にとっての全ては君だよ系彼氏との付き合い方

総文字数/5,820

恋愛(ラブコメ)41ページ

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ポジティブキューピットさんの恋愛相談! 悩み事があったら、どんどん書き込んでね! 『彼氏の部屋に遊びに行った際、壁一面に私の写真が飾られていたのですが、どうやったら処分してくれるでしょうか?』 A、いっそのこと、あなたが壁に飾られちゃえ! 「ということなので、同棲しましょう」 「とても嬉しいことだけど。せめて壁から離れて、隣に座ってほしいな」 ※さながら、セミのようだったと彼は語ります。

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2014/10/01 19:18
ネタバレ
※その後の彼女

依「あっちの『呼び出し』の方が格好良かったわ!以上!」

冬「姉さんにおいでませ言われんなら、僕はどこにでも行きますえ。南極北極、天国地獄、どこにいても、姉さん追いかけますさかいに。で?姉さんたぶらかす、男の名前なんて言うん?」

依「ダメっ。妖怪以外のお友達出来たの久々だし、格好いい呼び出し教えてもらうんだから、切っちゃ駄目だからねっ!」

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★★★★★
2014/09/23 20:18
ネタバレ
※その後の彼

「シャル、凄い場所に召喚されたよ」

「盗人風情がわしに話しかけるでないっ」

「シャルみたいな喋り方の小さい子好きな人に、だありんはにー呼び合う熱々夫妻に、敬語ドラゴンって言う凄い組み合わせだった」

「ふむ。愚者は珍妙な夢を見るのじゃな!可哀想な頭ぞなぁ」

「まあ、最終的にはキスして繋がったってところなんだけど」

「そこになおれえぇ!この痴れ者めえぇっ!」

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★★★★★
2013/07/04 18:46
ネタバレ
知るためには行動へ

度が過ぎる潔癖症の彼と、元気良すぎる彼女の物語。


二人の付き合いの出だしでときめきを覚え、彼女を慰める彼にもきゅんきゅんと。


潔癖症な彼は、キスが出来るのか。

そんな難題の答えはこちらにあります。

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★★★★★
2013/06/15 22:09
ネタバレ
※萌え萌えちゃんなりの見解

「今思い返せば、あやつは人間ではなかったのかのぅ。

でなければ、わしが怪我をするだなんてあり得なんだ。高貴な一族たるこのわしが、あんな小わっぱに苦戦するなどと……あ、いや、別に苦戦などと、余裕じゃったっ!間違いなしの余裕じゃっ!

結果はああじゃったが、今度こそわしの氷でカチンカチンにさせ、風邪を引かせてやるんじゃあっ!」

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★★★★★
2013/03/18 15:03
ネタバレ
(ノ∀`)あちゃー

よくあるプレイだなぁ、と見ていましたが、そう来ましたか。

妄想を掻き立てられ、最終的には、萎え……あ、いえ、落とされたような気分です。


ちょっと冷静になれる作品でした。(色々な意味で)

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