中指斬残、捌断ち儀



「と、う……っ」


「発散だよ、はっさんーっ。後ろの奥さまがさ、しゃぶりもしねえから溜まってんの。――なのに、あのクソアマ、ガキばっか構うんだぜ?てめえのことだよ、てめえのよぅ!」


先の取り引きの原動力は紛れもなく“渉のため”であろう。


「妬けんなぁ、あつあつだなぁ、年の差考えろってーの!あ、いや、そもそもあのアマは俺のもんなんだよねー。

なに?名前書いてねえから分かんなかった?だったら今日にでも、俺の名前刻みまくった体にしてやっから、これで問題解決ー!もうこれで、てめえも手ぇ出せねえだろ」


「やめ……ぐぅ……」


「つか、うっかりぃ。そもそもてめえは、今死ぬからな。イかした体になった奥さま見れずに逝くなぁ。見たい?見たい?――見せねーよ。とっとと死んどけや」