「なんだよ、いったい!イライライライラって、二日目かよ、ああ、おい!?んなわけねえだろうが、あ゛ー、わかんねえのもイラつく!」
楽しいことをしているはずなのに、なんで笑えない。
さっきまで笑っていたのに、蹴っても罵っても、もはや腸(はらわた)が捻れるような感覚しか芽生えない。
不快、不愉快、気持ち悪い。
何がこんなに、“面白くねえんだ”――
「何で満足しねえんだ!」
愚痴に近い吐露にせよ、見方を変えればそれは“己を罵倒している”。
満足できるポジションなのに、野次が出る自身が他に何を――これ以上、何を求めているのか分からない。
「俺は……!」
いったい、何をしたがっている――?


