中指斬残、捌断ち儀



このまま眠ろうかなと思ったけど、そういえば先ほどさざめきさんが僕の携帯電話に登録していたことを思い出す。


布団からもぞりと起きて、学生服に入っていた携帯電話を取り出した。因みに、今はパジャマで、着替えはさざめきさんがいないとこでやりました。


携帯電話を開く、アドレス帳は五十音順になっているため、さざめき――いや、片桐の『か行』を見たけどそこに彼の名前はなかった。


だったら『さ行』かと見れば、さざめきの文字を発見。


「……」


発見したんだけど、なんで登録名が『さざめき100%』なんだろう。


確かにここにかければ、100%さざめきさんに繋がるのだろうけど。


「……、変えるわけにはいかないか」