中指斬残、捌断ち儀



だったら、出会う度に僕はああなるのか。


自覚がないからこそ制することができない。ただ、伯母さんを見ればが引き金になる以上、繰り返すことが分かっているわけで。


「連絡してくれれば、僕が君のそばにいるから。“移動に関してだけは貰ったから、すぐに君のもとにかけつけられる”。

君の伯母さんがいてもいなくても、確かめたら、一目でも見たらきっと危ないだろうし、慣れるまで、一人で“通り過ぎることができるまで”、僕が付き添おう」


「で、も……」


それじゃあさざめきさんが大変じゃないか。いくら来ることができるからって、僕一人のために彼の時間を裂くのは……