「でも垂れるほどなら量が……あ、良ければこれを」
持っていた青いハンカチを差し出すが。
「断る100%。――内訳、遠慮する50%。ハンカチ持ってる50%」
らしく、男性は“赤い白衣”の右ポケットに手を突っ込んだ。ごそりとした後に取り出す……水虫の薬を。
「……」
水虫キラーと書かれた箱を見るなり、男性はおっとと次は左ポケットをまさぐるが……ドクロがウィンクしているマークの箱が出てきただけだった。
「うっかり100%。――内訳、お茶目さん70%。ドジッ子30%」
可愛い系で行きたいらしい男性にハンカチを差し出した。
「使ってください。汚れても気にしませんし、これはあなたに差し上げます」


