中指斬残、捌断ち儀



間違いとは言いきれない、いくら自身のしたことの報いでも、当人たちにしてしまえば、悪いこと――起こってはほしくなかった不幸せだ。


ただそれを僕に直結してきたのは、その人たちもやりきれない不幸への反感を僕で消化したかったか。


人は、責任転嫁をしたがる生き物だと僕は思う。


訂正入れれば、もちろん、自身のしたことに責任を持つ人物はいるし、今の僕の周りにいる人は『お前のせいだ』と理不尽を押しつける人はいない。


強いんだ、とても。


責任を背負えるほどに、責められても構わない、非難されても、罵倒されても、堂々とできる強さを持ち――幼少期の僕の周りにいた人は、他人の目が気になる人ばかりだった。