中指斬残、捌断ち儀



裏をつきつめ、いかにそれが冷たかろうとも、真実を知れたと、僕は次の裏を求めてしまう。


そんな性格になったのは周りのせいなんかにしたくはないけど、多少のひねくり部分はもうこの時からあったと思う。


『いい子』でありながら、『可愛くない子』となりつつあった僕。


『いい子』すぎて逆に怖いとは無理からぬ話でもない。


自分より下の、年下の子供が、もしも、大人(自分)よりも賢く見えてしまったら、大人としての立場(プライド)を阻害されたとして、『可愛くない子』と思われてしまう。


両親、祖父母。四人の仲が険悪になったときに、それが僕のせいだと言われてから、『ボクがなんとかしなきゃ』と思いつつあった。